岐阜県50代バイク乗りの備忘録

50歳を過ぎても岐阜県内をツーリング。新しいコース探しをする備忘録です。

バイク乗りの熱中症対策とは?|予防・対策・おすすめグッズを紹介!


はじめに:夏のツーリングは危険がいっぱい!

夏の晴れた日にバイクで走るのは、風を感じて最高の気分ですよね。しかし、バイクは車と違ってエアコンがなく、直射日光をもろに浴びる乗り物
そんな環境では、「熱中症」のリスクが非常に高くなります。

特に、長時間のツーリングや信号待ちでの停車中など、体に熱がこもる状況が多いバイク乗りにとって、熱中症対策は“命を守るため”に欠かせません。

この記事では、

  • 熱中症の基本知識

  • ライダーが陥りやすいシチュエーション

  • 具体的な予防法・対策

  • おすすめの熱中症対策グッズ

について紹介します!

というのも今日は4月だけど、もう30℃に達しました。身体がついて行きません・・・熱中症対策は今からでも万全に!


そもそも熱中症とは?症状と初期サインを知ろう

熱中症とは、体温調節機能が破綻し、体内に熱がこもることで起きる健康障害です。
気温・湿度が高い環境、運動や活動量が多い場面では特に注意が必要です。

熱中症の主な症状

  • めまい・立ちくらみ

  • 吐き気・頭痛

  • 筋肉のけいれん(こむら返り)

  • 異常な発汗 or 発汗が止まる

  • 意識障害(重症)

ライダーにありがちな初期症状

バイク乗りの場合、**「汗のかきすぎ」「水分不足」「気づかぬうちの体温上昇」**が熱中症の原因になります。
初期症状に気づかず走り続けると、意識を失い重大事故につながる可能性もあるため、早期対策が重要です。


バイク乗りが熱中症になりやすい3つの理由

1. 直射日光&エンジン熱のダブル攻撃

ライダーは直射日光をモロに浴びるうえ、エンジンやマフラーからの熱も体に影響します。走行中もヘルメット内部は蒸し風呂状態になりやすく、体温が急上昇。

2. 長時間の集中による水分補給の遅れ

ツーリングでは集中力が必要で、ついつい水分補給を後回しにしがち
信号待ちや休憩のタイミングを逃すと、体内はすでに脱水状態になっていることも。

3. メッシュジャケットでも限界あり

夏用のライディングジャケットでも、完全な通気は不可能。
汗をかいてもすぐに蒸発せず、体に熱がこもり続けるため、油断は禁物です。


今日からできる!バイク乗りの熱中症対策7選

1. こまめな水分・塩分補給を意識する

ペットボトルや水筒を常備し、1時間おきに少量ずつ水を飲むのが理想。
スポーツドリンクや経口補水液もおすすめです。

2. ヘルメットは通気性の良いモデルを選ぶ

インナーベンチレーション付きやエアフロー構造のフルフェイスがおすすめ。
また、シールドを少し開けて走ることで風を取り入れる工夫も有効です。

3. 夏用のインナーウェアを活用

速乾性の高いライディングインナーを着ることで、汗によるベタつきや熱こもりを軽減
ユニクロのエアリズムやコミネのライディングインナーなどが人気。

4. 冷却グッズを導入する

  • ネッククーラー(冷感タオル・保冷剤タイプ)

  • 氷嚢入りのベスト

  • 水で濡らして使うクールベスト

これらを併用すれば、体感温度を5〜10℃下げる効果が期待できます。

5. 適度な休憩を計画に組み込む

休憩は2時間に1回・15分以上が目安。
自販機や木陰のあるPA・道の駅をルートに含めておきましょう。

6. 炎天下での停車を避ける

信号待ちや渋滞時は、できるだけ日陰に入る・アイドリングストップを意識。
直射日光を避けるだけで、体温の上昇スピードが変わります。

7. 日焼け止め・サングラスの活用も有効

日差しによる疲労軽減に、UVカットのサングラスやフェイスマスクもおすすめ。
日焼けも熱中症を助長するので注意が必要です。


おすすめ熱中症対策グッズ【ライダー向け】

アイテム 特徴 価格帯
ネッククーラー 氷や保冷剤を入れて首元を冷却 1,000〜3,000円
クールインナー 吸汗速乾で快適な着心地 2,000〜4,000円
ハイドレーションパック 走行中も水分補給可能 3,000〜7,000円
冷感スプレー ジャケットやヘルメットにシュッとひと吹き 500〜1,000円
ポータブル扇風機 休憩中の熱を一気に冷ます 1,500〜4,000円

万が一、熱中症かも?と思ったら

【初期対応】

  1. すぐにバイクを止め、安全な場所へ

  2. ヘルメット・ジャケットを脱ぎ、風通しをよくする

  3. 水分と塩分を補給(スポーツドリンク推奨)

  4. 日陰で横になる(頭を高く)

【重症化が疑われる場合】

  • 意識がもうろうとしている

  • 発汗が止まっている

  • 吐き気や嘔吐がある

すぐに119番へ通報し、救急搬送を優先してください。


まとめ:バイク×夏=熱中症対策が命を守る!

バイクは楽しい反面、過酷な環境でもあります。
特に夏のツーリングでは、「熱中症対策をしているかどうか」で快適さも安全性も大きく変わるのです。

今日紹介した対策やグッズをうまく取り入れて、2025年の夏も元気に、快適に、そして安全にライディングを楽しみましょう!