今週のお題「ケチらないと決めているもの」
「節約」は生活を見直すうえで大切な習慣ですが、なんでもかんでも安く済ませるのが正解とは限りません。本当に大切なものにはお金を使い、それ以外でうまく節約するという“メリハリ”が、結果的に生活の満足度や効率を高めてくれます。今回は、「ここだけはケチらない!」と決めている代表的なモノ・サービスと、その理由について私なりの考えを紹介します。
1. 睡眠環境|マットレスや枕は妥協しない
睡眠の質は、1日の体調や集中力に直結します。特に、腰痛持ちや肩こりがある人にとって、マットレスや枕選びは非常に重要です。
ケチらない理由:
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毎日の睡眠時間(6〜8時間)を快適に過ごすため
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体の痛みを予防・改善できる
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睡眠の質が向上することで、日中の生産性やメンタルにも好影響
おすすめの投資先:
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高反発or低反発マットレス(自分の体型に合ったもの)
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オーダーメイド枕
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遮光カーテンや加湿器
2. 靴・インソール|歩くことは毎日の基本動作
日々の移動や仕事で歩く時間が長い人ほど、靴やインソールの質にはこだわるべきです。足元の疲労は、体全体の疲れに直結します。
ケチらない理由:
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足の痛みや姿勢の歪みを防ぐ
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仕事や通勤のストレスを軽減
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長時間歩いても疲れにくい=行動範囲が広がる
おすすめの投資先:
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歩きやすいスニーカーや革靴
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スポーツブランドの高機能インソール
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靴の修理やメンテナンスも定期的に
3. 食の安全と健康|調味料や油は良いものを
毎日口にするものだからこそ、食品や調味料にはできるだけ体に良いものを選びたいところです。特に油や調味料など、少量で影響の大きいものには投資価値があります。
ケチらない理由:
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健康を支える基盤になる
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少量であっても体に与える影響は大きい
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美味しい食事で心も満たされる
おすすめの投資先:
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オリーブオイルやえごま油などの良質な油
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無添加・減塩の調味料
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オーガニック野菜や国産の安全な食材
4. 医療・保険・予防医療|健康は「後回し」にしない
病気になってからお金をかけるよりも、予防段階での投資の方が圧倒的にコスパが良いです。定期的な健康診断や歯科検診、医療保険など、「いざ」という時のための備えはケチらないのが鉄則です。
ケチらない理由:
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健康は失ってからでは遅い
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長期的な医療費を抑えることにもつながる
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安心感が精神的な余裕を生む
おすすめの投資先:
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定期健康診断・人間ドック
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歯の定期クリーニング
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自分に合った医療・がん保険
5. 情報・学び・スキルアップ|自己投資は最大の資産
資格取得や読書、セミナー受講などの「学び」は、長期的に見て自分の価値を大きく高めてくれる分野です。一見すぐに成果が出にくいですが、その差は数年後に大きく開いてきます。
ケチらない理由:
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キャリアアップや副業につながる
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視野が広がり人生の選択肢が増える
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学ぶこと自体が楽しいという人も多い
おすすめの投資先:
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書籍(紙でも電子でも)
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オンライン講座・資格講座
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地元の勉強会やセミナー参加
ケチるべきものとのバランスが大切
ケチらないと決めたものがある一方で、「ケチっても問題ないもの」も明確にしておくと、より効果的に家計を管理できます。
ケチってもいいかもしれないもの例:
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毎日使わない嗜好品
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ファッションの流行アイテム(数回しか使わない)
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高すぎるブランド志向の商品
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無駄に高額なインテリア雑貨
まとめ|賢いお金の使い方は「優先順位」がすべて
ケチらないと決めているものは、あくまで「自分にとって不可欠で、生活の質や将来の価値を高めるもの」。
すべてを節約して我慢するのではなく、自分の中でお金の使い方の優先順位をはっきりさせることが、後悔しない家計管理のコツです。自分なりの「ケチらないリスト」を作って、納得のいく消費生活を送りましょう。