2025年6月6日、岐阜県は国道360号(天生峠)写真右上、および県道白山公園線(白川村大白川~平瀬)写真左下、の通行止め期間を延長し、2025年度中の解除は行わないと発表しました。これは、例年5月下旬に解除される冬季通行規制が、大雪による法面崩壊や道路施設の損壊により、復旧工事のため延長されるものです。
通行止めの背景と影響
国道360号(天生峠)
飛騨市河合町天生から白川村荻町までの約20.4kmの区間は、冬季閉鎖が例年行われています。しかし、2025年は大雪の影響で法面の崩壊やガードレールの損壊が発生し、通行が危険な状況が続いています。そのため、2025年度中の通行止め解除は行われず、解除の見通しは2026年5月頃に発表される予定です 。
この通行止めにより、天生県立自然公園へのアクセスが遮断され、天生湿原や籾糠山などの観光地への訪問ができなくなっています。歩行者や自転車も通行不可となっており、観光業への影響が懸念されています。
県道白山公園線(白川村大白川~平瀬)
白川村大白川から平瀬までの約13.2kmの区間も、冬季閉鎖が例年行われています。しかし、2025年は大雪により法面の崩壊や道路施設の損壊が発生し、通行が危険な状況が続いています。そのため、2025年度中の通行止め解除は行われず、解除の見通しは2026年5月頃に発表される予定です 。
この通行止めにより、白水湖、大白川露天風呂、白水の滝などの観光地へのアクセスが遮断され、平瀬道登山口からの白山登山もできなくなっています。観光業や登山者への影響が懸念されています。
まとめ
2025年の大雪による国道360号および県道白山公園線の通行止め延長は、ちょっぴり残念です。バイクでのツーリングは紅葉が楽しめすが、今年は諦めます。