大型バイク=リッタークラスじゃない!600〜900ccがちょうどいい理由【知人の体験談より】

最近、大型バイクって言うと「1000cc超が当たり前」みたいな空気があるけど、実際に乗ってみて「これはちょっと重すぎる…」とか「取り回しがしんどい…」って感じた人も多いんじゃないかな。
知り合いの話になるんだけど、還暦を迎えたベテランライダーのKさん。40年以上バイクに乗ってきた筋金入りのライダーなんだけど、数年前にスズキ・ハヤブサ(2代目)からホンダ・CBR650Rに乗り換えたんだって。
なぜ?って聞いたら、「もう立ちゴケでカウルを割るのがイヤになった」らしい(笑)。
ミドルクラスに乗り換えた理由
ハヤブサって最高出力197馬力でめちゃくちゃ速いし、走り出すと軽快なんだけど、止まると地獄。装備重量が260kg超えで、Kさんみたいな身長160cm台の小柄な人だと、駐車場で押したりUターンするのも一苦労だったみたい。
「立ちゴケで4〜5万は飛ぶし、年に何回かやらかすとさすがにね…」と苦笑いしてた。
その点、CBR650Rにしたら、「まるで400ccに感じるくらい軽い」とのこと。取り回しも楽だし、ツーリングの終盤でも余裕があるんだって。
扱いやすいパワーって、実は快適
あと印象的だったのが、「95馬力くらいが公道ではちょうどいい」と言っていたこと。
「ハヤブサの200馬力近いパワーは確かに気持ちいいけど、全開にできる場面なんて日本の道路にはない」とも。むしろ、CBR650Rのようにコンパクトで軽く、素直な特性のバイクの方がワインディングも楽しいらしい。
それに、サーキットでは「200km/h出して次のコーナーがすぐ来るから、目がついていかない」と言っていたのが印象的だった。速すぎるバイクは、年齢を重ねたライダーには「怖さ」に変わることもあるんだなと。
ミドルクラスなら価格も「ちょうどいい」
これも重要な話だけど、ミドルクラスのバイクは値段も優しめ。CBR650Rは100万円ちょっとで買えるし、同じクラスには110万円前後のバイクが多い。Z900RSやXSR900GPみたいに、ちょっと高めのモデルでも150万円台で買える。
それに比べて、リッタークラスやゴールドウイングなんて、軽く200万円超えるし、モデルによっては300万円台。Kさんも「もう子育ても終わったけど、そこまでは出せんわ」と話してた(笑)。
若い人にもオススメの理由
これって別にベテランだけじゃなくて、大型免許を取り立ての若いライダーにも当てはまると思う。
だって、250ccや400ccからいきなり200馬力のSS(スーパースポーツ)に乗っても、パワーも重さも全然違う。たとえばCBR250RRが42馬力、CBR400Rで46馬力。いきなりその4倍以上の出力になるって、正直コントロールしきれないよね。
その点、600〜900ccクラスのミドルは「走りに余裕がありつつ、扱える限界もちょうどいい」。教習所を出たばかりの人でも、少し練習すれば無理なく乗りこなせる範囲だと思う。
各メーカーのラインアップもアツい
最近はこのミドルクラスのラインアップもすごく充実してる。たとえば…
【スポーツ系】
- ホンダ・CBR650R
- カワサキ・ニンジャZX-6R
- ヤマハ・YZF-R7
- スズキ・GSX-8R
【ネイキッド&ストリートファイター】
- ホンダ・CB750ホーネット
- ヤマハ・MT-07/Y-AMT、MT-09
- スズキ・GSX-8S
- カワサキ・Z900/Z650
【ネオクラシック】
- ヤマハ・XSR900GP、XSR700
- カワサキ・Z900RS、W800
- スズキ・SV650
【アドベンチャー】
- スズキ・Vストローム800DE
- ホンダ・XL750トランザルプ
- ヤマハ・トレーサー9GT+
この中から選べるって、すごく贅沢な時代かも。
まとめ:無理せず、楽しく長く乗れる1台を
バイクって趣味だし、性能を追い求めるのも楽しい。でも、無理して高性能バイクを選ぶより、自分の体格やスキル、ライフスタイルに合ったバイクを選んだ方が、長く楽しく乗れる。
Kさんの話を聞いて、自分もMT-07にして納得。同じ考えの人なんだと。
もし、今ちょうどバイク選びで悩んでる人がいたら、「600〜900ccもアリだよ!」って伝えたい。