
「バイクの任意保険って高いし、入らなくてもいいかな…」
実は私も昔そう思っていた一人です。でも、ある事故をきっかけに「保険に入っていてよかった」と心から思いました。
今回は、私自身のVFR800での転倒事故体験を交えながら、任意保険の大切さと、どうやって節約していったかを紹介します。
1. バイク保険は高い。でも入った方がいい
バイクに乗っている人ならわかると思いますが、任意保険って本当に高いんですよね。
そのせいで「任意保険に入らない」という人も多いです。でも、私の経験から言えば最低限でも入っておくべきだと断言できます。
その理由を痛感したのが、ある日のツーリング中の事故でした。
2. VFR800で事故に遭ったときの話
その日、私はVFR800に乗ってツーリングに出ていました。
カーブに差しかかったところ、路面に砂が浮いていたんです。そこで前ブレーキをかけた瞬間、前輪がロックしてバイクが転倒。
私は投げ出されて肩を脱臼し、バイクはそのまま滑って対向車に衝突してしまいました。
幸いにも大きな人身事故にはならなかったのですが…
- 相手の車の修理代
- 私自身の脱臼の治療費
これらはすべて保険でカバーできました。正直、このとき「保険に入っていて本当に良かった」と思いましたね。
ただし、私は車両保険には入っていなかったので、バイクの修理代は自己負担。フルカウルのバイクだったので、修理代はそれなりに痛かったです。
でももし保険自体に入っていなかったら…
相手の車の修理代を全額自己負担しなければならなかったんです。考えるだけでもゾッとします。
3. 私が選んだ保険の入り方
そんな経験もあって、私は最低限の内容で任意保険に加入するようにしました。
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 車両保険:なし
- 特約:必要最低限
とにかく「相手に迷惑をかけたときに守れるように」しておくことを優先したんです。
最初からフル装備にすると高すぎて続かないので、これが現実的な選択肢でした。
4. 等級が上がってから補償を充実させた
任意保険には等級制度がありますよね。
最初は6等級から始まって、無事故なら毎年1等級ずつ上がります。等級が上がると割引率もどんどん大きくなって、20等級まで行くと保険料が半額以下になったりします。
私も無事故で数年走ったおかげで保険料が安くなり、そのタイミングで補償を追加しました。
- 弁護士特約
- 盗難補償
- ロードサービス拡充
つまり「最初は最低限 → 等級が育ったら充実プラン」という流れで、節約と安心を両立させられました。
5. 保険料を抑えるコツ(私のやり方)
- ネット型保険を選ぶ:代理店型より年間2〜3万円安くなることが多い
- 割引制度を使う:ネット契約割引、ペーパーレス割引、早期更新割引など
- 不要な特約は外す:最初は最低限で十分
- 使用目的を見直す:通勤・通学で使わないならさらに安くなる
これを組み合わせるだけで年間3万円以上安くなるのも普通にあり得ます。
6. バイク保険に入るか迷っている人へ
バイクの任意保険は高いです。だから入らない人の気持ちもすごくわかります。
でも、実際に事故に遭った私から言えるのは「最低限でも入っておいた方がいい」ということです。
相手にケガをさせたり、車を壊してしまったら…自分で払える額じゃ済まないことがほとんどです。
保険に入っていれば、経済的にも精神的にも守られます。
7. まとめ:保険は「安心のための節約」
バイク保険は確かに高いです。だからこそ、私は「最初は最低限 → 等級が上がったら充実プラン」という方法を選びました。
- 事故で本当に保険のありがたみを実感した
- 最初は最低限プランで加入
- 等級が育って安くなってから補償を手厚く
もし保険に入っていなかったら、相手の修理代を自腹で払うことになっていたかもしれません。考えるだけで恐ろしいです。
だからこそ「任意保険は節約しつつも必ず入る」のが、私の結論です。
※この記事は私の体験談をもとに書いています。保険料や補償内容は人によって違うので、実際に契約する際は必ず最新の情報をご確認ください。