岐阜県50代バイク乗りの備忘録

50歳を過ぎても岐阜県内をツーリング。新しいコース探しをする備忘録です。

バイク保険って高いけど…事故で実感した「任意保険の大切さ」と私の見直し術【2025年版】

「バイクの任意保険って高いし、入らなくてもいいかな…」
実は私も昔そう思っていた一人です。でも、ある事故をきっかけに「保険に入っていてよかった」と心から思いました。

今回は、私自身のVFR800での転倒事故体験を交えながら、任意保険の大切さと、どうやって節約していったかを紹介します。


1. バイク保険は高い。でも入った方がいい

バイクに乗っている人ならわかると思いますが、任意保険って本当に高いんですよね。
そのせいで「任意保険に入らない」という人も多いです。でも、私の経験から言えば最低限でも入っておくべきだと断言できます。

その理由を痛感したのが、ある日のツーリング中の事故でした。


2. VFR800で事故に遭ったときの話

その日、私はVFR800に乗ってツーリングに出ていました。
カーブに差しかかったところ、路面に砂が浮いていたんです。そこで前ブレーキをかけた瞬間、前輪がロックしてバイクが転倒。
私は投げ出されて肩を脱臼し、バイクはそのまま滑って対向車に衝突してしまいました。

幸いにも大きな人身事故にはならなかったのですが…

  • 相手の車の修理代
  • 私自身の脱臼の治療費

これらはすべて保険でカバーできました。正直、このとき「保険に入っていて本当に良かった」と思いましたね。

ただし、私は車両保険には入っていなかったので、バイクの修理代は自己負担。フルカウルのバイクだったので、修理代はそれなりに痛かったです。

でももし保険自体に入っていなかったら…
相手の車の修理代を全額自己負担しなければならなかったんです。考えるだけでもゾッとします。


3. 私が選んだ保険の入り方

そんな経験もあって、私は最低限の内容で任意保険に加入するようにしました。

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 車両保険:なし
  • 特約:必要最低限

とにかく「相手に迷惑をかけたときに守れるように」しておくことを優先したんです。
最初からフル装備にすると高すぎて続かないので、これが現実的な選択肢でした。


4. 等級が上がってから補償を充実させた

任意保険には等級制度がありますよね。
最初は6等級から始まって、無事故なら毎年1等級ずつ上がります。等級が上がると割引率もどんどん大きくなって、20等級まで行くと保険料が半額以下になったりします。

私も無事故で数年走ったおかげで保険料が安くなり、そのタイミングで補償を追加しました。

  • 弁護士特約
  • 盗難補償
  • ロードサービス拡充

つまり「最初は最低限 → 等級が育ったら充実プラン」という流れで、節約と安心を両立させられました。


5. 保険料を抑えるコツ(私のやり方)

  • ネット型保険を選ぶ:代理店型より年間2〜3万円安くなることが多い
  • 割引制度を使う:ネット契約割引、ペーパーレス割引、早期更新割引など
  • 不要な特約は外す:最初は最低限で十分
  • 使用目的を見直す:通勤・通学で使わないならさらに安くなる

これを組み合わせるだけで年間3万円以上安くなるのも普通にあり得ます。


6. バイク保険に入るか迷っている人へ

バイクの任意保険は高いです。だから入らない人の気持ちもすごくわかります。
でも、実際に事故に遭った私から言えるのは「最低限でも入っておいた方がいい」ということです。

相手にケガをさせたり、車を壊してしまったら…自分で払える額じゃ済まないことがほとんどです。
保険に入っていれば、経済的にも精神的にも守られます。


7. まとめ:保険は「安心のための節約」

バイク保険は確かに高いです。だからこそ、私は「最初は最低限 → 等級が上がったら充実プラン」という方法を選びました。

  • 事故で本当に保険のありがたみを実感した
  • 最初は最低限プランで加入
  • 等級が育って安くなってから補償を手厚く

もし保険に入っていなかったら、相手の修理代を自腹で払うことになっていたかもしれません。考えるだけで恐ろしいです。
だからこそ「任意保険は節約しつつも必ず入る」のが、私の結論です。


※この記事は私の体験談をもとに書いています。保険料や補償内容は人によって違うので、実際に契約する際は必ず最新の情報をご確認ください。