スタッドレスにすると燃費が悪化する、という話に違和感があった

ネットを見ていると、
この時期になると、
よく見かける話がある。
「スタッドレスタイヤにすると、燃費が悪くなる」
もはや、
常識のように語られている。
でも、
正直に言うと、
この話に、
ずっと違和感があった。
私の場合は、燃費が悪化していない
というのも、
私の車では、
スタッドレスに交換しても、
燃費が悪くなっていない。
むしろ、
舗装路を普通に走っている分には、
燃費は、
わずかに良くなっている。
体感としても、
ハンドルが軽くなっている。
「スタッドレス=重い・転がらない」
というイメージとは、
少し違う。
サイズは、ノーマルと同じ
まず前提として、
私が使っているスタッドレスは、
ノーマルタイヤと同じサイズだ。
インチダウンもしていない。
極端に幅を変えたわけでもない。
ホイールを含めた条件としては、
かなり「素直な交換」だと思っている。
「燃費が悪くなる」と言われる理由
一般的に、
スタッドレスで燃費が悪くなる理由として、
よく挙げられるのは、
このあたりだ。
- ゴムが柔らかい
- 転がり抵抗が大きい
- 重量が増える
- トレッドパターンが荒い
理屈としては、
どれも間違っていない。
ただ、
それがそのまま、
すべての車・すべての条件に当てはまるかというと、
少し疑問が残る。
「比較条件」が曖昧なまま語られている
多くの「燃費が悪くなる」という話は、
比較条件が、
かなり曖昧だ。
・サイズが違う
・ホイールが重い
・空気圧が低いまま
・冬の低温環境そのもの
こういった要素が、
全部まとめて、
「スタッドレスだから」
と一括りにされていることが多い。
実は「冬の条件」が燃費を落としている
個人的には、
燃費悪化の一番の原因は、
タイヤそのものより、
冬の条件だと思っている。
・暖機運転が長くなる
・エンジンが冷えた状態で走る時間が増える
・気温が低い
・路面が冷たい
これだけ条件が変われば、
燃費に影響が出るのは、
自然なことだ。
でもそれを、
全部タイヤのせいにしてしまう。
そこに、
認識のズレが生まれる。
最近のスタッドレスは、かなり進化している
もうひとつ、
見落とされがちなのが、
スタッドレスタイヤ自体の進化だ。
昔のスタッドレスは、
確かに、
舗装路では重くて、
グニャっとした印象が強かった。
でも、
最近のスタッドレスは違う。
転がり抵抗も抑えられているし、
舗装路での安定感も、
かなり高い。
ハンドルが軽くなった理由
私の場合、
ハンドルが軽くなったのも、
印象的だった。
これは、
タイヤの銘柄特性や、
サイドウォールの作りの違いが、
大きいと思っている。
「スタッドレス=重い」
という先入観が、
そのまま体感に反映されているケースも、
少なくない。
一般論と、個人の実測は違っていい
スタッドレスで燃費が悪くなる、
という話自体を、
否定するつもりはない。
実際、
条件によっては、
そうなるケースも多い。
でも、
自分の車・自分の使い方では、
必ずしもそうならない。
そこを、
切り分けて考えた方がいいと思っている。
「自分の場合どうか」を見る方が大事
ネットの情報は、
あくまで参考だ。
一番信用できるのは、
自分の実測と体感。
燃費計の数値。
走り出しの軽さ。
ハンドルの感触。
それらを総合して、
自分なりに判断すればいい。
違和感を持ったら、一度立ち止まる
「みんなが言っているから」
「常識だから」
そういう理由だけで、
納得しなくていい。
違和感を持ったら、
一度立ち止まって考える。
今回のスタッドレスの燃費の話も、
まさにそれだった。
寒い時期だからこそ、
こういう「当たり前」とされている話を、
一度疑ってみるのも、
悪くない。
少なくとも、
私の場合は、
スタッドレスにしたからといって、
燃費が悪化したわけではなかった。
それだけは、
はっきりしている。