【2026年版】岐阜ツーリングおすすめスポット10選|初心者でも走りやすい春の絶景ルート完全ガイド

春になると、そろそろ本格的にツーリングへ出かけたくなりますよね。
寒さがやわらぎ、山の景色が少しずつ色づき始める4月から5月は、バイクで走るには本当に気持ちいい季節です。そんな春ツーリングの行き先として、かなり相性がいいのが岐阜県です。
岐阜は、ライダー目線で見るとかなり魅力の多いエリアです。信号の少ない道、気持ちよく流せるワインディング、山・川・渓谷の景色、立ち寄りたくなる温泉地や古い町並みまでそろっています。
しかも、ルートの選び方次第では、初心者でも十分楽しめます。
ただ一方で、「岐阜って広すぎてどこを走ればいいのかわからない」「有名な道は知っているけど、初心者でも本当に大丈夫なの?」「春に行くならどのエリアが気持ちいいの?」と迷う人も多いはずです。
そこでこの記事では、岐阜ツーリングでおすすめしたいスポット10選を、初心者目線も入れながらわかりやすくまとめました。
あわせて、走りやすいモデルルート、春ツーリングで気をつけたいポイント、服装の考え方、休憩スポットの選び方まで詳しく紹介します。
「岐阜で気持ちよく走りたい」「春に失敗しないツーリング先を探している」という人は、ぜひ参考にしてください。
岐阜がツーリングに向いている理由
まず最初に、なぜ岐阜がここまでツーリング向きなのかを整理しておきます。
岐阜県はエリアによって景色や道路の雰囲気がかなり変わります。南の方は比較的アクセスしやすく、街から少し離れるだけで自然が増えてきます。北へ向かえば向かうほど山岳エリアの魅力が強くなり、ライダーが好きな「走っていて気持ちいい道」が一気に増えていきます。
岐阜ツーリングの魅力をざっくりまとめると、次のような感じです。
- 信号が少なく、流れが良い道が多い
- 山・川・渓谷・高原など景色の変化が豊か
- ワインディングが楽しいのに、比較的走りやすい道が多い
- 温泉地や古い町並みなど立ち寄り先も豊富
- 日帰りでも宿泊でもルートが組みやすい
特に春は、桜、新緑、雪が少し残る山並みのコントラストがきれいで、「ただ走るだけでも楽しい」と感じやすい時期です。
一方で、岐阜は山が多いぶん、朝晩の冷え込みや路面温度の低さ、日陰の湿り気、場所によっては砂や落ち葉が残っていることもあります。つまり、景色は最高ですが、油断すると疲れやすいし、初心者は少し慎重さも必要です。
だからこそ、ルート選びが大事になります。
岐阜ツーリングで失敗しないための基本ポイント
スポット紹介の前に、岐阜を走るときの基本を押さえておくと失敗しにくいです。
1.朝の気温を基準に服装を決める
春の岐阜は、平地では暖かくても、山に入ると一気に寒く感じます。特に朝の出発時やトンネル付近、日陰の区間では「思ったより寒い」と感じやすいです。
昼の最高気温だけを見て軽装で出ると、かなり後悔します。ツーリングでは走行風があるので、街中の体感とは全然違います。春は重ね着しやすい服装を基本にして、防風インナーやネックウォーマーを持っておくとかなり快適です。
2.走る距離を詰め込みすぎない
岐阜は地図で見る以上に広いです。しかも、山道は思ったより時間がかかります。景色がいい道ほど、つい止まりたくなったり、道の駅に寄りたくなったり、写真を撮りたくなったりします。
初心者ほど「せっかく行くなら全部回りたい」となりがちですが、それをやると疲れて後半に集中力が落ちます。春のツーリングは、距離よりも満足度重視で考えた方が結果的に楽しいです。
3.観光地は早めの時間を狙う
白川郷や高山、郡上八幡のような人気エリアは、昼前から人も車も増えやすいです。観光地に寄る前提なら、できるだけ早い時間に到着するルートの方がストレスが少なく、駐車しやすいです。
4.無理に攻めない
岐阜はワインディングのイメージが強いですが、初心者が無理にペースを上げる必要はありません。気持ちよく走ることと、速く走ることは別です。景色を楽しみながら、自分のペースで流すくらいが一番ちょうどいいです。
岐阜ツーリングおすすめスポット10選
1.せせらぎ街道
岐阜ツーリングの定番中の定番ですが、やはり外せません。郡上八幡から高山方面へ向かうルートとして有名で、走りやすさ、景色、道の気持ちよさのバランスがかなり高い道です。
せせらぎ街道の魅力は、ただ有名なだけではなく、「本当に走っていて気持ちいい」と感じやすいところです。急すぎるコーナーが連続するわけではなく、流れのいい区間が多いので、初心者でも比較的走りやすいです。
春は新緑が出始める時期が特にきれいで、川沿いの空気感も気持ちいいです。道路脇の景色がころころ変わるので、単なる移動ではなく「道そのものを楽しむ」感覚が強いルートです。
ただし、朝は冷えます。標高もそれなりに上がるので、春先は思ったより寒いです。出発前に軽く防寒を意識しておくと後悔しにくいです。
初めて走るなら、無理に飛ばさず、景色を楽しむつもりで入るのがおすすめです。途中で休憩しながら走ると、せせらぎ街道の良さがかなりわかりやすいと思います。
2.郡上八幡
郡上八幡は、ツーリングの通過点ではもったいない場所です。城下町の雰囲気がとてもよく、水の町らしい落ち着いた空気があります。
バイクで走る楽しさとは少しタイプが違いますが、ツーリング中の休憩ポイントとしてかなり優秀です。ずっと走り続けるより、こういう場所で一回気持ちをゆるめると満足度が上がります。
古い町並みを軽く歩いたり、川沿いを眺めたり、食べ歩きをしたりと、立ち寄り先としての完成度が高いです。せせらぎ街道と組み合わせるのが王道ですが、郡上八幡だけでも十分雰囲気があります。
初心者にもおすすめしやすい理由は、単なる峠道の達成感だけでなく、「ツーリングってこういう寄り道が楽しいんだよな」と感じやすいところにあります。
3.飛騨高山
飛騨高山は観光地として有名ですが、ツーリングとの相性もかなりいいです。町の知名度があるので人は多いですが、それでも一度は行く価値があります。
高山の魅力は、古い町並みと山の空気感がセットになっていることです。バイクを降りて歩く時間も楽しめるので、「走るだけで終わらないツーリング」が作りやすいです。
また、高山を目的地にすると、そこへ向かう道自体も楽しくなります。岐阜南部から向かうルートでも、せせらぎ街道方面から入るルートでも、それぞれ違う楽しさがあります。
注意点としては、観光客が多い時間帯だと駐車や移動が少し面倒なことです。できれば朝寄るか、少し時間をずらして立ち寄ると快適です。
4.白川郷
白川郷は、世界遺産としての知名度もあり、岐阜ツーリングの目的地として非常に強いスポットです。合掌造りの風景はやはり特別感があります。
「バイクであの景色の近くまで行ける」というのは、ツーリング先として大きな魅力です。写真映えも強く、旅感もかなりあります。
ただ、白川郷は純粋に走る道を楽しむというより、「目的地としての満足度」が高い場所です。周辺は観光車両も多いので、ペースよく流すという感じではなく、落ち着いて向かう方が向いています。
初めて岐阜北部へ行く人にとっては、「せっかくなら一度は行っておきたい場所」として非常におすすめです。日帰りでも可能ですが、距離が長くなるなら無理をせず、高山や下呂と組み合わせて宿泊ルートにするのもありです。
5.下呂温泉
下呂温泉は、「温泉地まで走るツーリング」をしたい人にかなり相性がいいです。景色の派手さで勝負するというより、走ったあとに温泉で締められる満足感が大きいです。
春のまだ少し冷える時期に走って、最後に温泉に入る流れはかなり強いです。特に朝晩が冷えやすい4月は、こういう目的地があると満足度が上がります。
また、下呂方面へ向かう道は、ただ移動するだけでも山と川の景色が気持ちよく、途中の景観がいいです。温泉街に着いたときの「ちゃんと旅してきた感」も強いです。
日帰り温泉でも十分ですが、時間に余裕があるなら宿泊にして、翌日に別ルートで帰るのもおすすめです。
6.奥飛騨温泉郷
岐阜の中でも「山の中へ入っていく感じ」を強く味わえるのが奥飛騨温泉郷です。道中も含めて非日常感があり、ツーリング先としての旅感はかなり高めです。
山の景色、川の音、空気の冷たさ、温泉地の落ち着いた雰囲気。このあたりが好きな人にはかなり刺さります。
ただし、春でも朝晩はしっかり寒いです。平地の感覚で装備を決めると高確率で失敗します。ここへ行く日は、防寒を少し多めに見積もっておく方が安心です。
奥飛騨は、走ること自体も楽しいですが、途中で止まって景色を見る時間も大事にしたいエリアです。急いで抜けるより、「今日は奥飛騨を味わう日」と割り切ってルートを組む方が満足度が高いです。
7.金華山・岐阜城周辺
「いきなり北部まで行くのはちょっと不安」「半日くらいで軽く走りたい」という人には、金華山・岐阜城周辺もおすすめです。
いわゆるロングツーリング感は薄めですが、街からのアクセスが良く、景色も楽しめて、短時間で走った感を得やすいエリアです。初心者が最初に「岐阜を走る感覚」に触れるにはちょうどいいです。
遠くまで行けない日や、朝だけ軽く走りたい日にも使いやすいので、地味に便利です。こういう場所を知っておくと、無理に長距離へ行かなくても満足できる日が作れます。
8.恵那峡
恵那峡は、派手なワインディングや有名観光地とは少し違って、落ち着いて自然を楽しみたいときに向いているスポットです。
のんびり系のツーリングと相性がよく、「今日は景色を見ながらゆっくり走りたい」という日にちょうどいいです。初心者にもプレッシャーが少なく、疲れにくいのも魅力です。
春は水辺の景色と山の緑がきれいで、写真を撮りたくなる雰囲気があります。スピード感よりも空気感を楽しむツーリングが好きな人にはおすすめです。
9.馬籠宿方面
厳密には岐阜と長野の県境エリアも絡みますが、馬籠宿方面は雰囲気重視のツーリング先としてかなり良いです。歴史ある宿場町の景観があり、「走る+歩く+見る」のバランスが取りやすいです。
ずっとバイクに乗りっぱなしだと疲れる人でも、こういう目的地があると一気に旅の印象が良くなります。古い町並みが好きな人や、写真を撮るのが好きな人にも向いています。
春は観光もしやすい気候なので、重すぎない日帰り旅として組むと楽しいです。
10.開田高原へつながる高原エリア
厳密なルートの取り方で岐阜県外も絡みますが、岐阜から高原方面へ抜けるルートは「景色の開放感」を味わいたい人にとてもおすすめです。
山間部を抜けていき、視界が開けたときの爽快感はかなり気持ちいいです。春の澄んだ空気の中で走る高原ルートは、平地のツーリングとはまったく違う気持ちよさがあります。
こういう道は、写真や文字で見るより実際に走った方が何倍も良さがわかります。「ただ目的地へ行く」ではなく、「その途中の道がご褒美」になるタイプのツーリングです。
初心者におすすめのモデルルート
ここからは、実際にどんな組み方をすれば走りやすいかを紹介します。
モデルルート1:郡上八幡 → せせらぎ街道 → 高山
これがいちばん王道で、失敗しにくいルートです。
郡上八幡で少し休憩し、町の雰囲気を楽しんでから、せせらぎ街道を流して高山へ向かう流れはかなり完成度が高いです。景色、走り、観光、休憩のバランスがよく、「岐阜ツーリングっていいな」と感じやすいルートです。
初心者にもおすすめしやすいのは、道の楽しさだけでなく、途中にちゃんと気分転換ポイントがあるからです。
モデルルート2:岐阜市周辺 → 恵那峡方面
長距離すぎるのは不安だけど、自然の中を気持ちよく走りたい人向けのルートです。距離感を調整しやすく、日帰りでも組みやすいです。
山の深いエリアまで入りすぎないぶん、初心者でも気が楽です。最初の岐阜ツーリングには意外とこういうルートの方が合うこともあります。
モデルルート3:下呂温泉を目的地にする温泉ツーリング
「今日は走って終わりじゃなく、最後に温泉まで楽しみたい」という日に向いています。春の少し冷える時期は、温泉を目的地にすると満足度がかなり上がります。
無理に寄り道を詰め込まず、途中で景色のいい場所に少し止まりながら、下呂で締める。この流れはかなり気持ちいいです。
春の岐阜ツーリングで注意したいこと
寒暖差が大きい
何度も書いていますが、春の岐阜は寒暖差が大きいです。平地で暖かくても、山に入ると別物です。朝の装備が軽すぎると本当にきついです。
花粉がきつい日がある
春は花粉の影響も大きいです。山道に入るとさらにきつく感じる日もあります。花粉症の人は、マスク、目薬、薬の準備をしておくとかなり違います。
路面状況は過信しない
春先は砂、落ち葉、日陰の湿り気など、路面が安定しない場所があります。特にコーナー進入で焦って倒し込みすぎると危ないです。見えない先に何があるかわからない前提で走る方が安全です。
疲れを感じる前に休む
気持ちいい道ほど、つい走り続けてしまいます。でも、疲れてから休むのでは遅いです。特に初心者は、腕や肩に力が入りやすく、思った以上に消耗しています。早めに休憩を入れる方が結果的に最後まで楽しいです。
岐阜ツーリングをもっと楽しむコツ
岐阜を気持ちよく走るなら、いくつか意識すると満足度が上がります。
- 早めに出発して、混む前に気持ちいい区間を走る
- 観光地は一か所か二か所に絞る
- 走る道を主役にして、目的地は欲張りすぎない
- 写真を撮る時間を最初からルートに組み込む
- 帰り道がしんどくならない距離感でやめておく
ツーリングって、行ける場所の多さより、「今日は気持ちよく走れたな」と思えることの方が大事だったりします。岐阜はその感覚を味わいやすい県です。
岐阜ツーリングはこんな人に向いている
岐阜ツーリングが特に向いているのは、こんな人です。
- 景色のいい道をのんびり走りたい人
- ただの移動ではなく、道そのものを楽しみたい人
- 温泉や古い町並みも含めて旅を楽しみたい人
- 初心者だけど、ちゃんとツーリング感のある場所へ行きたい人
- 春らしい景色の中を気持ちよく走りたい人
逆に、「高速だけで効率よく回りたい」「観光より速度感重視」という人よりは、景色や空気感を楽しみたい人の方が相性がいいです。
まとめ|春の岐阜はツーリング先としてかなり強い
岐阜は、ツーリング先として本当にバランスのいい県です。
有名なせせらぎ街道のような王道ルートもあれば、郡上八幡や高山のように立ち寄って楽しい町もあります。下呂や奥飛騨のような温泉地もあり、日帰りでも宿泊でもルートが組みやすいです。
しかも、初心者でもルートを選べば十分楽しめます。
大事なのは、岐阜が広いからこそ、欲張りすぎないことです。朝の気温を見て服装を決めて、無理のない距離で、景色のいい道を主役にして走る。それだけで、春の岐阜ツーリングはかなり満足度が高くなります。
「今年の春はどこを走ろうかな」と迷っているなら、岐阜はかなり有力な候補です。
気持ちよく走れる道、寄り道したくなる町、最後に温泉で締める楽しさまでそろっているので、春の一日をしっかりツーリングらしく使えます。
ぜひ、自分のレベルや好みに合ったルートを選んで、春の岐阜を楽しんでみてください。