
バイクの任意保険、入っていますか?
「あまり乗らないから必要ないかもしれない」
「自賠責保険に入っているから大丈夫では?」
「任意保険は高いから後回しにしている」
こう考えている方はかなり多いと思います。実際、バイクは車に比べて乗る頻度が低い人も多く、任意保険の加入を見送っているケースも珍しくありません。
しかし、実際に事故を経験して感じたのは、バイクこそ任意保険が必要だということです。
しかも重要なのは、ただ加入することだけではありません。同じような補償内容でも、保険会社によって保険料に差が出ることがあるため、最初から1社に決めてしまうのはもったいないです。
つまり、バイクの任意保険は「入るかどうか」で迷うものではなく、どうやって無駄なく安く入るかを考えるべきだと今では思っています。
保険料が気になる方は、まず相場を知ることから始めるのがおすすめです。複数社を比較すると、思っていたより安く入れることもあります。
- バイクの任意保険に入らない人が多い理由
- 自賠責保険だけでは不十分な理由
- 任意保険が必要な本当の理由
- 保険料が高いと感じる人ほど比較した方がいい
- 単独事故では任意保険は使えないと思い込んでいた
- 搭乗者傷害保険は見落としやすいけれど大事
- 人身傷害保険との違いも知っておきたい
- 保険金請求で感じた「知らないと損する」ということ
- バイク保険は「必要か」ではなく「どう安く入るか」で考える
- まとめ
バイクの任意保険に入らない人が多い理由
バイクの任意保険に入っていない人は意外と多いです。理由としては、次のようなものが多いのではないでしょうか。
- 休日しか乗らないから事故の可能性は低いと思っている
- 自賠責保険に入っているから最低限は大丈夫だと思っている
- バイクの維持費が高く、これ以上出費を増やしたくない
- 若いころに見積もりを取って高かった印象がそのまま残っている
たしかに、バイクは毎日乗る人ばかりではありませんし、任意保険の保険料が負担に感じる気持ちもよく分かります。私も最初はできるだけ安くしたいと思っていました。
ただ、ここで一番怖いのは、事故は乗る回数が少なくても起こるということです。しかもバイクは車と違って身体がむき出しなので、軽い転倒でもケガにつながりやすく、相手がいる事故なら賠償額も大きくなりがちです。
さらに、保険料が高いと思い込んでいても、実際には比較してみると安くできることがあります。1社だけの見積もりで「高い」と判断してしまうと、本当はもっと条件の良いプランがあっても気づけません。
だからこそ、バイク保険で大切なのは、未加入のままでいることではなく、比較して納得できる保険料で加入することです。
自賠責保険だけでは不十分な理由
バイクに乗る以上、加入が義務になっているのが自賠責保険です。いわゆる強制保険ですね。
自賠責保険は、加入したいかどうかに関係なく必ず加入しなければならない保険です。ですが、この保険には大きな特徴があります。
自賠責保険で補償されるのは、相手の人的被害に対してのみという点です。
つまり、次のようなものは自賠責保険だけではカバーできません。
- 相手の車やバイク、ガードレールなどの物損
- 自分自身のケガや通院費
- 休業損害や慰謝料の不足分
- 高額な賠償額のうち上限を超えた部分
一見すると「強制保険だから最低限は守られている」と思いがちですが、実際には本当に最低限です。
たとえば、重大事故になれば賠償額が非常に大きくなることがあります。自賠責保険には上限があるため、その金額で足りなければ、残りは自分で負担しなければなりません。
もし支払うべき金額が数千万円、あるいはそれ以上になったら、現実的には簡単に払える額ではないですよね。これが自賠責保険だけで済ませることの怖さです。
また、250cc以下のバイクは車検がないため、自賠責保険の更新を自分で管理しなければいけません。更新を忘れてしまうと、万が一事故を起こしたときの金銭的なリスクだけでなく、罰則の対象にもなります。
だからこそ、自賠責保険は「入っていれば安心」ではなく、あくまで最低限のスタートラインと考えた方がよいです。
任意保険が必要な本当の理由
では、なぜ任意保険が必要なのでしょうか。
理由はとてもシンプルで、自賠責保険では足りない部分を埋めてくれるからです。
任意保険では、契約内容にもよりますが、次のような補償をつけることができます。
- 対人賠償
- 対物賠償
- 示談交渉サービス
- 搭乗者傷害保険
- 人身傷害保険
- 車両保険
- 各種特約
特に大きいのは、対人・対物の補償です。相手がいる事故を起こしてしまった場合、自分だけで対応するのは精神的にも金銭的にもかなり厳しいです。
事故後は、修理費や通院費だけでなく、相手との話し合いや書類対応なども発生します。そうしたとき、示談交渉や保険会社のサポートがあるかどうかで負担は大きく変わります。
さらに任意保険は、相手への補償だけではありません。自分自身を守る保険でもあります。
バイク事故では、単独事故であってもケガをすることがあります。転倒して打撲や擦過傷で済んだとしても、通院が続けば費用も時間もかかります。
そういう場面で補償があるかないかは、想像以上に大きいです。
保険料が高いと感じる人ほど比較した方がいい
ここが一番伝えたいポイントです。
バイクの任意保険に入らない最大の理由は、やはり保険料が高いと感じることだと思います。
たしかに、年齢や等級、車種、使用目的によっては保険料が高くなることがあります。特に加入したばかりのころや、若い年齢層だと負担感は強いです。
でも、ここで知っておきたいのは、保険料は保険会社ごとに違うということです。
同じバイク、同じ年齢、同じ補償条件でも、見積もりを取る会社によって金額に差が出ることがあります。つまり、最初に提示された1社の保険料が高かったとしても、それが相場とは限りません。
これはかなり重要で、1社だけ見て「バイク保険はやっぱり高い」と決めてしまうと、本当はもっと安く入れるチャンスを逃してしまいます。
実際、一括見積もりを使うと複数社の保険料をまとめて比較できるので、どこが安いのか、どこが補償と価格のバランスが良いのかが見えやすくなります。
特にこんな人は比較した方がいいです。
- 昔見積もりを取って高かった記憶がある人
- 今の保険をなんとなく更新している人
- なるべく安くしたいけれど補償も削りたくない人
- 通販型保険も含めて比べたい人
保険料を下げたいなら、補償を減らす前にまず比較です。比較してから考えるだけでも、無駄な出費を減らせる可能性があります。
レッドバロンのバイク保険を使った感想や、見直しで感じた注意点はこちらの記事にもまとめています。
単独事故では任意保険は使えないと思い込んでいた

ここからは、実際に私が経験した話です。
私は以前、単独で転倒したことがあります。相手がいる事故ではなく、自分だけが転倒してバイクが壊れ、身体もケガをしたという状況でした。
その時の私は、こう思っていました。
「車両保険に入っていないから、保険を使うことはない」
つまり、相手もいないし、物損もないし、バイクの修理代も自腹。だったら事故証明もいらないだろうと考えていたのです。
ところが、たまたま近所の方が警察を呼んでくれました。そして警察官から「何があるかわからないので処理しておきます。一度、保険会社に確認してください」と言われました。
その時は正直、「そういうものなのかな」くらいにしか思っていませんでした。
でも後日、保険会社に連絡して契約内容を確認してみると、自分のケガに対する補償がついていたことが分かりました。
これには本当に驚きました。
つまり、車両保険に入っていなくても、契約内容によっては単独事故でも保険を使えるケースがあるということです。
もしあの時、事故証明を取っていなかったら請求できなかったかもしれません。そう考えると、警察官のアドバイスには本当に感謝しています。
搭乗者傷害保険は見落としやすいけれど大事
その時に補償の対象になったのが、搭乗者傷害保険でした。
搭乗者傷害保険は、事故でケガをした際に、あらかじめ定められた基準に応じて保険金が支払われるものです。保険会社によって細かい内容は異なりますが、通院日数やケガの程度によって定額で支払われるタイプが多いです。
私の場合は、単独事故で擦過傷と打撲を負い、通院が5日以上になったため、保険金を受け取ることができました。
ここで大きかったのは、この補償は使っても等級に影響しなかったことです。
保険を使うと翌年以降の保険料が上がるのでは、と心配する人も多いと思います。私もそう思っていました。
ですが、搭乗者傷害保険のように、契約内容によっては等級に影響しない補償もあります。
これは知らないと本当にもったいないです。
逆に言うと、契約していなければ受けられない補償でもあります。保険会社によっては自動付帯されている場合もありますが、任意でつける形式のこともあります。
そのため、見積もりを取るときには「保険料が安いかどうか」だけでなく、搭乗者傷害保険がついているか、必要なら追加できるかまで確認しておくと安心です。
人身傷害保険との違いも知っておきたい
バイク保険には、搭乗者傷害保険と似たものとして人身傷害保険があります。
どちらも自分のケガに備える補償ですが、考え方が少し違います。
搭乗者傷害保険は、あらかじめ決められた基準に応じて定額で支払われる補償です。一方、人身傷害保険は、実際にかかった治療費や休業損害などを幅広く補償するタイプです。
補償の手厚さで見ると人身傷害保険の方が魅力的に感じるかもしれませんが、その分、保険料は上がりやすい印象があります。
私自身は保険料とのバランスを考えて、人身傷害保険はつけませんでした。ですが、補償を厚くしたい人には検討する価値があります。
大事なのは、何となく決めるのではなく、自分に必要な補償と保険料のバランスを比較して選ぶことです。
このときも、複数社を比較できると判断しやすいです。同じ補償内容でも金額差があるので、比較しないまま決めるのはやはりもったいないと思います。
保険金請求で感じた「知らないと損する」ということ
保険金の請求自体は、思っていたより難しくありませんでした。
保険会社に連絡すると必要書類が送られてきて、事故証明、治療費の領収書、診断書などを準備して返送すれば手続きできます。
その時に感じたのは、契約内容を理解していないと、請求できるものも請求せずに終わってしまうということでした。
実は、私にはその前年にも転倒事故がありました。ところが、その時は保険金請求ができることを知らなかったので、そのまま何もせず終わってしまっていたのです。
後になって「もしかして請求できるのでは」と知人に言われて確認したところ、契約期間内の事故であれば請求可能でした。
ただ、困ったことに領収書を保管していませんでした。すでに処分していたのです。
それでも病院に相談したところ、診療日が分かる書類を発行してもらうことができ、保険会社にも確認した結果、それで対応できました。
この経験から、次の2つは本当に大事だと感じました。
- 単独事故でも事故証明は取っておく
- 治療費の領収書や通院記録は保管しておく
バイク保険は加入して終わりではなく、どんな補償がついているかを知っておくことまでが大切です。
バイク保険は「必要か」ではなく「どう安く入るか」で考える
ここまで読んでいただいた方なら、バイクの任意保険が必要な理由はかなり伝わったと思います。
自賠責保険だけでは補償が足りず、相手がいる事故はもちろん、単独事故でも自分のケガに備えられる補償があるかどうかで安心感はまったく違います。
とはいえ、やはり現実的には保険料の問題があります。
そこで大切になるのが、必要な補償を確保しつつ、比較して安く入るという考え方です。
保険会社によって保険料や特約の内容は異なります。今はネットで一括見積もりができるので、1社ずつ調べなくてもまとめて確認できます。
最初から「高いから無理」と決めるのではなく、まずは比較してみる。そうするだけで、思ったより現実的な保険料で入れることがあります。
特に、今すでに任意保険に入っている人でも、更新前に比較してみる価値はあります。何となく更新していると、もっと安い保険料で同程度の補償を選べるチャンスを逃しているかもしれません。
まとめ
バイクの任意保険は、乗る頻度が少ないから不要というものではありません。
むしろ、事故が起きたときのダメージが大きいからこそ、しっかり備えておくべきものだと思います。
今回お伝えしたポイントをまとめると、次の通りです。
- 自賠責保険だけでは補償が足りない
- 任意保険は相手だけでなく自分を守るためにも必要
- 単独事故でも補償されるケースがある
- 搭乗者傷害保険は見落としやすいが重要
- 保険料は比較することで安くできる可能性がある
保険料が高いからと未加入のままでいるのは危険です。
ただし、高いまま契約する必要もありません。今は一括見積もりで比較できるので、まずは相場を知って、自分に合った保険を探すのが失敗しにくいやり方です。
「まだ入っていない人」も「今の保険を見直したい人」も、一度比較してみるだけで見え方が変わると思います。
▼ バイク保険を見直したい方はこちら
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