岐阜県50代バイク乗りの備忘録

50歳を過ぎても岐阜県内をツーリング。新しいコース探しをする備忘録です。

バイクの盗難、任意保険だけでは足りない理由【ツーリングライダーが知っておくべきこと】

バイクの盗難、任意保険だけでは足りない理由【ツーリングライダーが知っておくべきこと】

任意保険に入っていれば、バイクのトラブルはだいたいカバーできると思っていた。

事故、ケガ、相手への補償。確かにそれは合っている。でも、あるタイミングで気づいた。「盗難」については、思ったより補償が薄いケースがある、ということに。

ツーリング先でバイクが盗まれた時、自分の保険で本当に安心できるのか。改めて確認してみたら、知らなかったことがいくつか出てきた。今回はその話をまとめておきたいと思う。

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バイクの盗難は「他人事」ではない

自分のバイクが盗まれるとは思っていない人が多い。実際、自分もそうだった。ちゃんとチェーンロックをかけているし、目立つ場所には停めていない。だから大丈夫、と。

でも、バイクの盗難は実際に起きている。警察庁の統計によれば、二輪車の盗難件数は毎年一定数で推移しており、特にスクーターや人気車種は狙われやすい傾向がある。夜間に自宅近くの駐車場に停めておいたら翌朝なくなっていた、という話は、バイク乗りの間ではそれほど珍しくない。

「盗まれたことがない」のは、運が良かっただけかもしれない。30年以上バイクに乗ってきて、そう思うようになった。

車両保険に入っていても、盗難補償は「条件次第」

任意保険の車両保険に加入していれば、盗難も補償されると思っている人は多い。実際、多くの保険では盗難も補償対象に含まれている。ただし、いくつかの条件がある。

条件①:車両保険に加入していること

対人・対物だけのプランでは、盗難はカバーされない。「保険に入っている」イコール「車両保険にも入っている」ではないので、自分のプランを確認しておく必要がある。

条件②:免責金額の設定

車両保険に入っていても、「免責金額」が設定されている場合がある。免責5万円なら、バイクが盗まれても最初の5万円は自己負担になる。保険料を抑えるために免責を設定しているプランに加入している場合、ここで損をすることがある。

条件③:補償額は「時価」が基準

補償額はバイクの「時価」、つまり現在の市場価格が基準になる。年数が経つほど時価は下がるため、古いバイクほど「購入時の価格」と「補償額」の差が大きくなる。たとえ10年以上大切に乗ってきたバイクでも、時価が低ければ補償も低い。

条件④:手続きに時間がかかる

盗難後の補償を受けるには、警察への届け出、保険会社への報告、場合によっては調査員の確認など、手続きが必要になる。補償金が振り込まれるまで、一定の時間がかかるのが普通だ。その間、バイクなしで生活することになる。

こうした条件を知った上で改めて考えると、「保険があるから盗難も大丈夫」とは言い切れない場面があることが分かる。

ロードサービスも、保険付帯のものは条件に注意が必要

任意保険には、多くの場合ロードサービスが付帯している。でも、これにも使える条件がある。

レッカー距離に上限がある

「レッカー無料は50kmまで」「100kmまで」など、保険会社によって上限が異なる。ツーリング先が遠いほど、この上限は現実的な問題になる。上限を超えた分は実費負担になる場合もある。

自宅でのトラブルは対象外のことがある

出先でのトラブルを想定した設計になっている保険では、自宅敷地内や自宅近くの駐車場でエンジンがかからなくなった場合が対象外になることがある。レッドバロンのゴールドカードは自宅対応がある点で優れているが、他社の保険付帯ロードサービスでは条件が異なる。

盗難後の移動はカバーされない

ロードサービスはバイクが走れない状態の時に助けてくれるもので、盗難そのものは対象外だ。バイクが盗まれた後、ツーリング先から帰るための交通費や代替手段については、ロードサービスは何もしてくれない。

ロードサービス内容の主な比較

項目 保険付帯のロードサービス ZuttoRide Clubのロードサービス
レッカー距離 上限あり(保険会社による) プランにより異なる
自宅でのトラブル対応 対象外のことがある 対応(プランによる)
盗難補償 なし あり(専用プランで対応)
任意保険との組み合わせ 併用可能

「保険のすき間」を補う選択肢がある

任意保険で補いきれない部分を、別のサービスで備えるという考え方がある。バイク専用の盗難保険と、ロードサービスをセットで提供しているのが「ZuttoRide Club」だ。

任意保険の代わりではなく、あくまで「任意保険では届かない部分を補う」ための会員制サービスという位置づけになる。両方を組み合わせて使うことで、ツーリング中の主なリスクをかなりの範囲でカバーできる。

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ZuttoRide Clubで備えられること

ZuttoRide Clubは、大きく二つの備えを提供している。

① バイク専用の盗難保険

バイクが盗難に遭った場合、契約内容に応じた補償が受けられる。任意保険の車両保険とは別に、バイク専用の盗難補償として機能する。特に、年数が経って時価が下がったバイクでも、プランによって補償額を設定できる点は、任意保険の車両保険との大きな違いになる。

「愛車の時価が下がっていても、しっかり備えたい」という場合に、選択肢として検討する価値がある。

② ロードサービス

ツーリング先でのパンク、バッテリー上がり、エンジントラブルなど、走行不能になった時に対応してくれる。任意保険のロードサービスと条件を比較した上で、自分の乗り方に合う方を選ぶ、あるいは両方を組み合わせて使うという考え方もある。

どんなライダーに特に向いているか

年間を通じてツーリングに出かけるライダーや、駐車環境が気になるライダーには、備えとして検討する価値がある。特に以下のような状況では、一度確認しておくと安心だと思う。

任意保険に車両保険を付けていない場合

対人・対物だけのプランで乗っている場合は、盗難補償がまったくない状態になる。保険料を抑えるために車両保険を外しているケースは意外と多い。その場合、盗難に対するリスクはゼロ補償になるため、バイク専用の盗難保険として活用できる。

長距離ツーリングをよくする場合

保険付帯のロードサービスにレッカー距離の上限があると、ツーリング先では心もとないことがある。特に岐阜県の山間部のような、スタンドや修理店が少ないエリアを走る場合、レッカー対応の距離と対応エリアは事前に確認しておきたいポイントになる。

バイクを屋外駐車場に置いている場合

屋内保管と比べて盗難リスクが高い環境に置いているなら、備えを厚くしておく選択肢が出てくる。チェーンロックや地球ロックなどの物理的な対策と合わせて、万が一の時の補償も備えておくと安心感が違う。

年数が経ったバイクに乗っている場合

時価が下がったバイクは、任意保険の車両保険での補償額も下がっている可能性がある。それでも愛着があって乗り続けているバイクなら、専用の盗難保険で別途備えるというのは合理的な選択肢だと思う。

よくある疑問

任意保険に入っているのに、さらに盗難保険は必要?

任意保険に車両保険が付いていて、盗難も補償対象に含まれているなら、必ずしも必要ではない。ただし、免責金額の設定や時価の問題で補償が思ったより低くなるケースがある。自分の保険の補償内容を一度確認した上で、不足を感じるなら検討する価値がある。

ZuttoRide Clubは任意保険と同時に加入できる?

任意保険とは別のサービスなので、同時に加入することができる。保険は保険、ZuttoRide Clubは盗難と緊急時のサービスとして、役割を分けて利用するイメージになる。

古いバイクでも加入できる?

車種や年式によって加入できるプランや補償内容が変わることがある。詳細はZuttoRide Club公式サイトで確認するのが確実だ。

ロードサービスを使ったことがなくても意味がある?

保険と同じで、使わなかったこと自体が一番いい状態だ。ただ、使う必要が出た時に備えがあるかどうかで、ツーリング中の安心感は変わる。遠出をする前に「何かあったらどうするか」が頭にあるかないかは、走り方にも影響する気がしている。

保険を見直すタイミングで確認しておきたいこと

毎年の保険更新のタイミングで、一緒に確認しておくといいことがある。

まず、現在の任意保険に車両保険が付いているか。次に、車両保険に盗難が含まれているか。そして、ロードサービスのレッカー距離と自宅対応の有無。この三点を確認した上で、不足があると感じたら追加の対策を検討する、という順番が分かりやすい。

バイク保険の見直しについては、レッドバロンのバイク保険を6年間使ってわかったことにも詳しく書いているので、あわせて参考にしてほしい。

盗難対策でやりがちな「3つの思い込み」

1. チェーンロックをかけているから大丈夫

チェーンロックは確かに有効な対策だ。しかし、プロの窃盗グループは専用の工具を使って短時間でロックを切断する。「ロックをかけているから盗まれない」ではなく、「ロックをかけることで盗みにくくする」という考え方の方が現実的だ。物理的な対策と保険の両方を組み合わせるのが、リスク管理としては正しい。

2. 目立たない場所に停めているから安心

人目につかない場所に停めることが、逆に盗難リスクを高めることがある。周囲から見えにくい場所は、窃盗グループにとっても作業しやすい環境になる。むしろ人通りがある、明るい場所に停める方が抑止力になることもある。

3. 高いバイクじゃないから狙われない

高額バイクだけが盗難対象というわけではない。需要がある部品が取れるバイク、転売しやすいバイクは、価格に関係なく狙われることがある。「自分のバイクは高くないから大丈夫」という思い込みは、少し危険かもしれない。

【体験談】ツーリング先で知人のバイクが盗まれた時の話

これは自分の話ではなく、知人から聞いた話だ。

ツーリングで立ち寄った観光地の駐車場に停めて、2〜3時間観光して戻ってきたらバイクがなかった。チェーンロックをかけていたが、切断されていた。

任意保険に入っていたが、車両保険は付けていなかった。つまり盗難補償はゼロだった。ロードサービスを呼んでも、盗まれたバイクを探してくれるわけではない。結局、自費でレンタカーを借りて帰ることになった。

後日、「車両保険に入っていればよかった」と言っていた。ただし、当時乗っていたバイクは購入から10年近く経っており、仮に車両保険に入っていたとしても時価は相当下がっていたはずだ。バイクへの愛着と、補償額の差は大きかったと思う。

この話を聞いてから、自分の保険の補償内容を見直した。そして初めて「任意保険だけでは盗難への備えが不十分なケースがある」ということを、自分事として意識するようになった。

任意保険の見直しと合わせて確認するのがおすすめ

バイク保険は毎年更新のタイミングがある。その時に、保険料だけでなく補償内容も一緒に見直すのがおすすめだ。

まず現在の保険に車両保険が付いているかを確認する。次に、車両保険の免責金額と、盗難が補償対象に含まれているかを確認する。そして、ロードサービスのレッカー距離上限と自宅対応の有無を確認する。この三点を確認した上で不足があれば、ZuttoRide Clubのような専用サービスで補うという手順が分かりやすい。

任意保険の一括見積もりで保険料を比較するのと同じように、盗難保険やロードサービスも一度確認しておく習慣をつけておくと、備えの全体像が見えやすくなる。

任意保険は、事故・ケガ・相手への補償を中心に設計されている。一方、盗難への備えやロードサービスについては、プランや条件によって補償の厚さに差が出やすい部分だ。

ZuttoRide Clubは、この「任意保険が届きにくい部分」を補うサービスとして機能する。任意保険の代替ではなく、組み合わせて使うものとして理解しておくと、どちらをどう使えばいいかが整理しやすい。

30年以上バイクに乗ってきて、備えについて真剣に考えるようになったのは50代になってからだ。転倒を経験して、バイクを手放すことになって、改めて「何かあった時のために何を準備しているか」を見直す機会が増えた。盗難もその一つだ。

⚠ 任意保険だけでは届かない「盗難・ロードサービスのすき間」が気になる方へ

バイク専用の盗難保険とロードサービスがセットになったプランを、一度確認しておくと安心です。

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