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中部国際医療センター建設の歩み

中部国際医療センター 建設の全記録【2014〜2021】

美濃加茂市に誕生した「中部国際医療センター」。2014年の更地から2021年の完成まで、7年間にわたり定点観測を続けてきました。このページでは、その工事の進捗を年ごとに記録した記事をまとめています。


旧県生物研究所跡地周辺の約13万平方メートルに中部国際医療センターが建設されることが決定しました。跡地になってからも桑の木があり蚕の絶好の餌にできたりと活躍していましたが、建設が始まりました。当サイトでは完成までの出来事・様子をつづっています。

 

【2021年】ついに完成!中部国際医療センター開業直前レポート|建物・看板・内覧会の記録

2014年の整地開始から7年。ついに、中部国際医療センターの建設が2021年に完了しました。地上10階建て・病床数502床という地域の中核を担う大規模病院が、2022年1月の開業に向けて最終段階を迎えました。

この記事では、2021年の進捗を時系列で振り返りながら、建物完成から看板設置、そして内覧会の様子までを記録します。


📆 月別進捗ハイライト

🟦 2月|外観がほぼ完成!巨大な病院が姿を現す

クレーンが姿を消し、外壁やガラスの設置も完了。遠くからでも「病院の完成形」がはっきりと見えるようになりました。地域の期待がぐっと高まった瞬間です。

🟥 7月|内外装の仕上げと看板の設置

7月には、建物内部の仕上げ作業が進行し、外壁の美装・植栽の整備も本格化。正面には「中部国際医療センター CHUBU MEDICAL CENTER」の看板が取り付けられ、施設としての顔が整いました。

🟨 9月|入院棟・外来棟の引き渡し完了

ついに建設工事が完了し、病院の主要棟が施工業者から施設側へ引き渡されました。医療機器の搬入やスタッフの準備など、開業に向けた本格的な運営準備がスタートします。

🟩 12月|内覧会が開催!施設の全貌が明らかに

2021年末には、地域住民や医療関係者を対象に内覧会が開催されました。広々とした受付、最新設備が並ぶ検査室、入院病棟の快適な環境など、内部の様子がついに公開されました。


📍 撮影者のひとこと

7年にわたって記録し続けた中で、2021年は感慨深い1年となりました。あの広い土地に大病院が建ち上がり、完成し、そして内覧会でその内部を見ることができた――長い道のりの終着点です。

現場の皆さん、医療スタッフ、関係者すべてに敬意と感謝を伝えたいと思います。


【2020年】中部国際医療センター建設が本格化!クレーンが舞う

2019年に再始動した中部国際医療センターの工事は、2020年になっていよいよ建物そのものの建築が本格的にスタートしました。

巨大なクレーンが現場に立ち上がり、重機が行き交い、日ごとに階層が伸びていく様子はまるで“恐竜”のようでした。ここでは、2020年の工事の進捗と現場の風景を月ごとに振り返ります。


📆 月別進捗ダイジェスト

🟦 7月|土工事・排水工事・1階床の躯体工事が進行

敷地の基礎が完成し、いよいよ建物の構築が始まりました。重機が本格稼働し、1階床部分の鉄筋コンクリートが打設され、現場は活気にあふれていました。

🟥 8月|猛暑とコロナとの闘いの中、3階まで成長

連日35℃を超える猛暑と、新型コロナウイルスの影響が続く中でも、現場の工事は止まることなく進み、建物は3階部分まで立ち上がりました。現場の安全対策やマスク着用が徹底されていたのが印象的です。

🟨 10月|クレーンの先に全景が見えるように

10月になると、建物のスケール感がついに実感できるようになり、病院全体の「形」が見えるようになってきました。クレーンが高く伸びる様子はまるで首長竜のようでした。

🟩 12月|イルミネーションが点灯!未来を照らす光

年の瀬には、現場の一角にクリスマスイルミネーションが設置され、地域の人々を温かく照らしました。工事現場の中に柔らかな光が灯る様子は、完成後の医療の希望を象徴しているようにも感じました。


📍 撮影者のひとこと

この年は「建設が見える年」でした。日を追うごとに建物が成長し、クレーンの動きに目を奪われる日々。猛暑やコロナ禍という逆境の中で、安全に進められた工事関係者の努力に頭が下がる思いです。

イルミネーションの点灯は、建設記録を続けてきた中でも特に心に残る出来事でした。


【2019年】再始動する中部国際医療センター計画|整地再開と工事説明会の記録

2014年に始まった中部国際医療センターの整地工事は2016年に一段落しましたが、その後しばらく現場は動きを見せず、草が生い茂るままの状態が続いていました。

しかし、2019年夏――ついに再び工事が動き出しました!本格着工に向けて準備が再開され、地域住民を対象とした工事説明会も開催されました。


📆 2019年の主な動き

  • 8月:3年ぶりに工事が再開
  • 地域住民対象の工事説明会を開催
  • 整地再開に加え、敷地周辺の伐採工事を実施
  • 建設予定地の拡張と地形の再調整が進む
  • 来年2020年から基礎工事開始予定

📸 写真で見る 2019年の現場

以下は、実際に撮影した2019年の再始動後の工事現場の様子です。草に覆われていた土地が再び整地され、重機が入る姿に期待が高まります。


📍 撮影者のメモ

長らく工事が止まった状態が続いていたため、「このまま計画はなくなるのか?」という声も一部で聞かれました。

しかし2019年8月、再び重機が入り草を刈る音が聞こえた時、「いよいよ始まるんだ」と実感。説明会では、来年からいよいよ基礎工事が始まると明言され、地域の関心も一気に高まった年でした。


【2016年】中部国際医療センター 整地作業の完了と調整池の造成が進む

2014年から始まった中部国際医療センターの建設計画も3年目に突入。2016年は、引き続き敷地内の整地作業が行われたほか、調整池の造成工事が進みました。建物の本格的な建設はまだ先ですが、病院建設の基盤づくりとして重要な1年となりました。


🛠 2016年の主な工事内容

  • 敷地全体の土量調整と造成作業の継続
  • 調整池の掘削・護岸整備・底面コンクリート化
  • 排水設備・仮設排水路の設置

📸 写真で見る 2016年の進捗

以下は2016年に現地で撮影した整地の様子や、造成中の調整池の写真です。


📍 撮影者メモ

この年はまだ建物の外観は見えてきませんでしたが、「土地を整える」大切な時期だったと思います。調整池ができあがることで、大雨時の浸水対策や雨水処理の基礎が整っていく様子が印象的でした。

工事用フェンスの向こうには、少しずつ整った地形が広がり、未来に病院が建つイメージをようやく持てるようになってきました。


【2015年】中部国際医療センター 基礎工事が本格スタート!重機と躯体の姿が現れる

22015年はいよいよ「更地整備」を開始。重機が集まり、地盤を整備した1年です。この記事では、そんな2015年の工事の進捗を写真で振り返ります。


🛠 2015年の主な出来事

  • 大型重機の搬入、地盤の掘削準備
  • 敷地全体に工事用の仮囲いが広がる

📸 写真で見る 2015年の現場風景

この年から工事現場らしい雰囲気が一気に高まり、近隣住民の間でも話題になることが増えてきました。


📍 撮影者メモ

このころになると、週末ごとに現場を見に来る人の姿も増えてきました。建物の形はまだ見えませんが、何かが始まっている「動き」が目に見えるようになり、撮影するのも楽しい時期でした。


【2014年】中部国際医療センター 建設開始!更地と解体の記録

岐阜県美濃加茂市に誕生した「中部国際医療センター」。その建設は2014年、旧施設の解体と更地造成から始まりました。この記事では、建設準備が本格化した2014年の様子を写真とともに振り返ります。


🛠 2014年の主な出来事

  • 旧建物の解体工事が始まる
  • 更地整備と仮囲い設置

📸 写真で見る 2014年の現場風景

以下は2014年に撮影した工事初期の写真です。まだ建物の姿はありませんが、確かに「始まり」の気配が感じられる風景です。