ライダーでも”チョーク”って言葉を聞いたことがない人も多いと思います。50歳以上だと分かるでしょうか?
古いバイクではチョークが当たり前でしたが、平成になってから無くなってきましたね。現在のバイクにはチョークはありません。
寒くなるとチョークが活躍していました
毎年秋から春にかけて気温が低くなるとチョークが活躍するようになっていたのですが、それが今冬からは活躍する必要なくなりました。
そう、キャブのVFRからインジェクションのMT-07に替わったからです。
今年の冬の朝はすぐにエンジンがかかるし、エンストの心配もないのですごく安心して乗り始めできています。
キャブではまず、チョークを開けてエンジン始動します。しばらく乗ってエンジンが暖まってきたらチョークを戻していました。
(インジェクションなら燃調は自動調整してくれるから心配入りませんね)
気温が低い時にチョークを開けずエンジンを始動すると、エンジンがかかりません。
何度もトライするとセルが虚しく回るだけ、最悪バッテリー上がりを起こしたことも。
うまく始動出来ても、スタートしてからクラッチを切った瞬間にエンストすること多数。
今では懐かしい思い出です。
そして、走り出した後、チョークを戻し忘れることも。
また、標高が高い場所に行くと燃調が狂い、チョークを開けないとこれまたクラッチを切った瞬間にエンストします。
キャブだと押しがけできる
そんなやっかいなチョークですが、半面助かったこともありました。
ツーリング先で休憩して帰ろうとした時、エンジンがかからなくなったことがありました。
セルは回るけどエンジンが始動しない。でもキャブなら”押しがけ”ができる。
その後はエンジンは切らず自宅へ直行したのは当然です。
自宅に着いてからエンジンを切った後、再始動しようとしたらダメ。助かった~
原因はジェネレーター故障でした。
ジェネレーター故障っていろいろなバイクで結構発生しているのですね?
エンジンがかからない → バッテリーが上がったのか?と思う → バッテリを充電してもまたすぐ上がる → ジェネレーターを疑う → 故障していた!
こんな感じで発覚!
バッテリー交換する前に、充電して復活するかどうか確認した方がよいですね。
インジェクションはやっぱり便利!
これは例外だとしても、やっぱりインジェクションは便利だ!と改めて実感しています。
現在、中古市場では90年代の一部バイクに人気が出ています。この時代のバイクはキャブですので、チョークがあります。
ブリップの近くに見慣れないレバーがあれば、それがチョークです。
今冬は暖冬で乗る機会も増えてるけど、寒いことには変わりなし。
朝一のエンジン始動でドキドキすることがありません。
もう少し我慢すれば、春はすぐそこまで来ています!待ち遠しい・・・