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中古のヤマハMT-07に2019年12月に乗り換え。めでたく1年経過、購入時20480kmだったメーターもちょうど30000kmになり、年間走行距離は9500kmでした。
以前、500km走行時点でのインプレを書いていますが、現在と印象がどうかわったのか比較してみようと思います。500kmのインプレは赤字です。
- 重量が軽くて楽、立ちごけ助かった!
- とにかく曲がる!
- クラッチレバーが軽いので疲れない!
- 燃費は23~25km/L
- 座わる時のきしみ音
- リアブレーキはABSがしょっちゅう作動する
- エンストしやすい
- タイヤの減り方がフロントとリアで違うのね
- ニーグリップしずらい
- ヘルメットホルダーでキーが曲がる
- 尻痛シートというけど・・・
- 500km走行時点での総括
- 9500km走行時点での総括
重量が軽くて楽、立ちごけ助かった!
第一印象はこれ!軽いバイクだとこれほど運転が楽なのか!と改めて実感。
一度、立ちごけしそうになった時があり、踏んばることができ回避。体力が落ちてくると感じる悲しさです。
この印象は変わりません。駐車場の出入りやUターンも楽です。400ccクラスの重量で大型バイクの乗れるメリットを感じます。
とにかく曲がる!
荷重がうまくかかると、予想上に曲がってしまう。なれないと危険(笑)
バンクセンサーが接触する割合は多いですね。特に新品タイヤ交換直後は倒した意識がなくても接触することも。それだけ曲がりやすい。
クラッチレバーが軽いので疲れない!
クラッチレバーが軽いので、握力がなくなっても大丈夫そう。VFRでは200km超えるツーリングだとクラッチが重く、後半は握力がなくなって辛かった・・・
VFRからの乗り換え時は軽いと感じたけど、今では普通に。と言っても疲れませんが、次はクイックシフターが欲しくなってきます。
燃費は23~25km/L
VFRは800ccで16km/Lが最高燃費だった。MT-07はラフに乗っても23km/L、ecoが点灯するように乗って25km/Lと、エンジンが100cc違うだけでこれだけの燃費の差。
財布に優しい!
燃費は季節や乗り方で変わってくるけど、最高で31km/Lでした。購入直後は23~25km/Lでしたが、それ以降は28~31km/Lで推移しています。市街地は走らず、郊外ばかり走っています。
座わる時のきしみ音
バイクに座ると樹脂のきしむ音が・・・VFRでは聞いたことがない。コストダウンだから細部までの仕上げを期待してはいけないのか・・・
それとも単純に体重が重すぎるのか・・・(泣)
体重は10kg減量し、85kgになりましたが、きしみ音はします・・・もっと減量が必要なのか!
リアブレーキはABSがしょっちゅう作動する
リアブレーキのABSは頻繁に作動する。こんなものかどうなのか分からない。
フロントブレーキのABSはまだ作動したことはない。
この1年間の不具合と言えば、ABSモジュールが壊れたことでした。新品交換して直ったけどリアブレーキのABSは頻繁に作動する現象は変わらずです。
しかし、一番は故障しているとき、リアブレーキはがロックするのでABSのありがたみを感じた事かな。それで直ぐに修理しました。
エンストしやすい
エンストしやすいです。それにいきなり。低速トルクはあるので安心していたのですが、低速で2速だと予兆がなくいきなりエンストすることが多々ありました。
MT-07の乗り方に慣れないと・・・
スタート時は意識するようにすればエンストしないけど、今でもたまにエンストします。
タイヤの減り方がフロントとリアで違うのね
リアタイヤは外側まで接地しているけど、フロントタイヤは外側まで接地していない。
VFRとの違いにびっくりです。しかし、良く曲がるから気にしない。
これは変わらずです。バイクによってセッティングが違うので。
ニーグリップしずらい
膝パッドの影響なのか、身長なのか、タンク形状なのか、ニーグリップでうまくタンクが固定できない。
特に、リーンアウトだとバランスが取りずらい。この点はVFRはピッタリでした。
乗り方を工夫することで改善できました。
ヘルメットホルダーでキーが曲がる
ヘルメットホルダーを解除する時、ヘルメットの位置によってはキーがまっすぐに差すことができず悪戦苦闘。
気づいたらキーが曲がっていました。知らずに続けていたら・・・ぞっとします。
キーをまっすぐに修正してエンジンはかかりセーフ。キーが簡単に曲がりすぎます。
注意しながら扱っているので大丈夫。キーが社外品か?って思って確認したけど純正品でした。慣れればOK。
尻痛シートというけど・・・
良くMT-07のシート改良前品は”尻痛シート”と評判あり。今のところ100kmでは感じなかった。今後の様子見かな。
最高で330km/日走りました。少し痛いかな?程度には感じましたが、”尻痛シート”とまでは感じず。体質のせいなのか?
500km走行時点での総括
軽さは武器ですね。100ccのエンジン差、2気筒&4気筒の差、以上に感じています。
MT-07が世界でヒットした理由が分かった気がします。
一方、VFRでは経験していない事象も発生しているので、そこは慣れなのか、仕方ないのか・・・長い目で見ていきます。
9500km走行時点での総括
ABSモジュール故障がクレーム扱いにならなかった点を除けば、MT-07に非常に満足しています。これから年齢を重ねても”軽さ”は相当の武器になります。
VFRからの乗り換えの時、カウル付きバイクしか探しておらずそうなると候補は400ccでした。しかし大型バイクにのりたい。
そんな時にお店で相談すると提案されたバイクがMT-07、MT-09、Z650、でした。重量重視だったのでカウル付きという条件は無くしています。
MT-07とMT-09と悩んだのですが、お店に中古車としてMT-09が無かったことや価格面から、MT-07でした。MT-07は購入時点で中古車が2台置いてあり現車を見ながら選べたことがポイントになりました。
この1年での不具合はABSモジュールが壊れた事以外は無し。リアタイヤは交換2回、フロントタイヤは交換1回、タイヤライフはフロント6000km、リア4000kmでした。
スポーツ系タイヤのダンロップQualifier IIなのでこんなもんでしょう。コスト重視で選んだタイヤですが、満足しています。
バイクは乗ってみないと分からないことが多く、情報だけで判断するのは厳しいものがあります。少なくとも現車確認は必要でしょうね。