冬もそろそろ終わり春へ、ツーリングの季節が到来します!!
春に向けてツーリング計画していると思いますが、岐阜県内のツーリングコースは、意外に通行止めが多いので注意しましょう。
その”意外”な理由として、「事故以外の通行止めが多くある」こと。
主に以下のパターンがあるのでツーリング計画の参考にしてください。
冬季通行止め
岐阜県の飛騨地方は雪が降りますので、「冬季通行止め」が多くあります。
今年は暖冬で雪は少ないですが、それでも標高が高い場所や奥地では雪が積もっていますので、通行止めはあります。
雪が降らない美濃地方では、3月になると「春が来た!」ってツーリングい行きますが、飛騨地方ではGWまではまだまだ冬なので、ルート選びは慎重に!
そして、通行止めになっていない道でも、早朝の日陰や標高が高い場所は凍結の可能性がありますので、運転は慎重に。
6月くらいには冬季通行止めは全て解除になっている傾向です。
災害通行止め
「災害通行止め」これが意外にやっかいな通行止めです。
雪が積もる地域では、災害が発生しても冬季通行止めと重なって工事が十分にできず、1年中通行止めになっている道があります。
Google map ではこの様な場合に通行止めとは表示されません。
雪が降らない場所での通行止の場合、迂回ルートがあるのでそれに従えば良いのですが・・・
通行止めの場所によっては迂回路が半端なく遠い場合があります。←これ。
以前に遭遇した時は、事前に調べた情報では通行止めになっていなかったのですが、現地に行ったら通行止めでした。
山の麓を反対側まで移動しなければならず、1時間以上かかりました。
細い道で国道や県道でなかったので、通行止め情報が出ていなかったかも知れません。
災害通行止めは一時的な場合もありますが、長期間にわたって通行止めになっている場合もあり、まちまちで、やっかいです。
酷道には絶対にソロツーリングで行かない!
山道で携帯が圏外になるような場所、荒れた道は”酷道”とも言われています。
ちなみに、上の写真は国道(酷道)417号線の冠峠付近です。
酷道は開通期間が短いことや、突然、数年ぶりに開通するなど行きたい時に行けないので、開通した!って分かったら行きたくなります。
なぜ、わざわざ酷道へ行くのか?
地元のツーリングコースってマンネリ化してくると、別のルートを探します。それが酷道になってしまう場合が多いんですね。
しかし、酷道へは、決して一人でツーリングに行っては行けません!
その理由としては、
- トラブルが発生した時に携帯が通じず応援が呼べない。
- ほとんど通行する車両が無いので応援が呼べない。
- 事故した場合に誰にも気づいてくれない。 ←これが一番重要
ですので、必ず複数人で行くことをおススメします。
酷道ツーリングの持ち物
何かトラブルが発生した時、とりあえず麓の携帯が通じるところまで来れれば、ロードサービスを呼べます。
私は、とにかく一時的に走行できるように以下のものを積んでいます。
- ジャンプスターター
- パンク修理キット
- 空気入れ
- エアゲージ
- ラジオペンチ
1、のジャンプスターターは、バッテリーが上がってセルが回せない時に使います。
また、モバイルバッテリーとしても使えますので、バイクにUSB電源が無い場合に替りに使うこともできます。
↑Amazonにリンクします。
↑楽天にリンクします。
2~5はパンクした時の応急処置の場合。私は酷道へツーリング行った時、2年連続でパンクに遭遇しました。。。
荒れた道には何が落ちているか分かりません。
主な岐阜県内の酷道
・国道418号線(加茂郡八百津町潮見 )⇒道路陥没のため、2007年~通行止め継続中
・国道417号線(岐阜・福井県境冠山峠)⇒冬期通行止め
・御岳山朝日線(435号線)⇒災害通行止め
他にもいろいろあります。
国道418号線はもう13年以上通行止めが続いています。
上の写真の右側になるのですが、標識にも国道418号線の記載が出ていません・・・
国道418号線は、現在建設中の新丸山ダム完成に伴い水没しますので、今後の開通はありません。
今後は、上の標識の交差点から恵那市へ抜ける代替え道路を建設予定です。
冠山峠は開通する年としない年があります。
数年前、開通してすぐに行ったのですが、道路がひどく荒れていた覚えがあります。この時、パンクしました・・・
御岳山朝日線は開通しても期間が短い。景色が素晴らしく、岐阜県からチャオ御岳マウントリゾートに行ける、夏場は涼しい酷道です。
ツーリングにお出かけする前には、最新の通行止め情報を確認するようにしましょう。